近隣調整により物件を収益化へ
今回のプロジェクトは、築古物件のご購入から賃貸運営、出口戦略まで数年に渡るコンサルティングサポートとなりました。
[所在地]
横浜市鶴見区馬場1丁目
[物件特徴]
狭小宅地
43条但し書き道路面による複雑な権利関係
プロジェクトストーリー
当物件が接道している道路は、43条但し書き道路の私道で、私道の持分には多くの地権者が関わっていました。
当該土地の建物を建替するには、各地権者より承諾が必要なケースとなります。
この様な多くの権利者が関わるケースは決して少なくないのですが、
各関係者へのご説明や許諾を取るには時間と労力が掛かる場合多くなります。
ご購入頂きましたのは、一般の投資家のお客様です。
ご購入後は、賃貸物件として運用しました。
利回り的には10%前後と、こうした築古物件としてはやや低い利回りです。
しかし、この物件には、それでも投資に見合う理由があったのです。
出口戦略まで含めた投資
現状では、壊すにも建てるにも許諾が必要な物件ですが、仮に許諾取れる様になれば一気に物件価値が高まります。
幸い近隣調整が可能な状況も見えた為、ご購入者様には、
リスク計算含め、出口戦略を見据えた、総合的な投資プランニングを行いました。
リスクとリターン期待値を天秤に掛け今回ご購入頂く事になりました。
賃貸物件から土地売却へ
ご購入後、約2年間は賃貸住宅として賃料収入を得ながら、私共は、近隣関係者との調整を行いました。
近隣の許諾関係も比較的スムーズに完了し、
当該土地の上に建つ古家部分を壊して、
更地の土地として売却。
売却額は、取得価額を上回る金額にて無事に売却契約が完了しました。
こうしてご購入者様は、
2年間の賃料収入に加えて、土地売却益を手にする事が出来ました。
<今>はそれ程価値がない不動産でも、
価値を創造
する事で
投資効果を飛躍的に上げる事が出来るのも不動産投資の魅力です。
当PJは、オーナー様もお喜び頂き、近隣の地権者の方も美観も良くなると、皆様笑顔になった事例となりました。
こうした権利関係に問題を抱えている問題でもお気軽にご相談頂ければと存じます。
ご相談はお気軽に下さい。